猫が浴室を語る


ご無沙汰していました。
トビです。あやうく講師をクビににゃるところでした。
月刊「茶の間」でも、
ボク、来年1月号から町家講座を担当します。
毎月3000名様、無料プレゼントだそうですよ。


今日はまたお風呂について話しますよ。
あー、そこのマダム、ブーイングしないにゃ。
ええ、町家講座一回目では、
高野槙の風呂桶のことをお話しました
忘れちゃった人は、ここで復習するにゃ。

今日は具体的なことをお話します。
改修前の写真をご紹介しますよ。
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左がトビが住む前のお風呂にゃ。
前に住んでたのはひとり暮らしのおばあさん。
にゃんというか、お年寄りの一人暮らしには広すぎるし、
不便すぎる家です。家もお年寄りでしょ、手がかかるのです。

にゃから、ちょっとだけ
おばあさんにとって都合のいいようにしたのですね。
取手がこれでもか、というくらいついてますが、
これは今流行りの折衷型ではなく、
完全な和式なので、風呂桶が深いのです。
ジントギの床にぽんと置いてあるのではなく、
ぐーっと下まであるのにゃ。
そしてにゃんとシャワーもついている。

が、右に注目ですよ。
シャワー、撤去しました。
トビのアドバイスです。むっふー。
あそこに部分にシャワーでは、すぐ横の引き戸が毎回、ズブ濡れです。
構造上、シャワー設置してもいいお風呂にはなってないんですよ。

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あわわわわ。あ、あれ、何、この画像……!?
にゃははははははは(笑ってごまかすトビ先生)。

もとい。
で、どうなったかというと。
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ああ、かわいそうです。
腐って、上なんか、その分、隙き間ができています。
建て付けも悪くなって、
ガラス戸の隙き間を防ぐために
ガムテープで目パリがされてました。
にゃことしたら、もうもう(湯気)がこもって
どんどん腐っていくのに。

にゃって昔のお風呂ですから、
換気扇というものはありません。
お風呂から上がったなら、四方、全部、開け、
もうもうを抜く必要があるのにゃ。

浴室は別棟になってるのです。
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にゃので、トビもお風呂に入るときは、
ぶるぶるっとしにゃいようにしています。

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じゃ、空家になってからは、
水に濡れないから、木にはやさしかったんじゃない?
と思うかもしれませんが、乾燥しすぎもダメなんです。
木だけに、気むずかしいのにゃ。母上(ロッタ)のようにゃ。
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木が縮まっちゃって、今度は風呂桶に隙き間が。

白いのは、応急処置の糠。目詰まりをさせて、隙き間を塞ぎました。
そのあと、槙肌というものを詰め、きちんと直しました。

ハイアット・リージェンシー京都には
木風呂の部屋があります。
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シャワーもついてますが、ものすごーく広いし、
壁は木じゃないから、大丈夫。
でもメンテナンスはたいへんだそうです。

あ、京都を代表する老舗高級旅館の高野槙の風呂桶は
にゃんと、3年くらいで替えるのだそうです。

使用できても、
だんだんカビで黒ずんできますからね。
高級旅館として、美意識に反するということにゃのでしょう。

黒くならないよう、
トビは毎晩、毎晩、洗って、布で拭き上げています。
↑ いえ、これを主にやってるのは、おとーさんです。



そんなわけで
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いつもありがとうございます。

今朝ははストーブに灯油を入れてたら、
ストッパーが壊れていて、とうとうとこぼしてしまい、
そのあと珈琲を飲んでいたなら、ロッタがひっくり返してくれて、
机の上の便せん(柿本で買った高級便せんが……涙)がびしょびしょ。

ふーっ。ぼちぼち更新していきます。
ぽちぽちしてにゃ。

by asokeiko | 2009-11-24 12:50 | 町家講座

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